現在日本の経済が停滞している中、アメリカでは圧倒的な成長を遂げています。
円安とドル高が続いていて、両国の為替取引を行うFXではスプレッドが大きく開き、いつになったら下落するのか気になりますよね。
今回は円安ドル高が続く原因と、有効な自動売買戦略に繋げる方歩を紹介していきます。
本記事を読むメリット
- 円安ドル高が続く原因がわかる
- 自動売買戦略がわかる
- これからの相場予測ができる
それでは早速みていきましょう。
円安ドル高が続く原因
円安ドル高は数十年ぶりに、たった1年で大きな価格差が開いています。
なぜこのようになってしまったのでしょうか?
円安ドル高の原因その①:ロシアとウクライナ情勢
2022年の2月からNATOの問題でロシアとウクライナの戦争がはじまりました。
ロシア軍のミサイル攻撃により、インフラ施設が破壊され金融市場に多大な影響が加わり、ロンドン市場でドルの需要が高まったことが円安進行の仇となっています。
円安ドル高の原因その②:CPIショックやエネルギー資源の上昇
CPIとは消費者物価指数の事で、国内の人たちが財やサービスを購入する価格の平均値を出したものです。
アメリカではエネルギー資源の上昇は以前から問題視されていましたが、コア指数(エネルギーや食品以外の物価)が高まるというCPIショックも受けています。
コア指数が高くなる理由については人手不足によるものと、賃金上昇が原因であるとされ、インフレはエネルギー資源に留まらない事がわかっています。
円安ドル高の原因その③:トラス政権の混迷
イギリスの首相であるトラス氏が、減税対策の撤退を発表したことによるのも1つの原因だと言われています。
今年の10月にエネルギー資源や原材料の高騰が増している中、トラス政権は減税対策をすることによって一時円安を抑制するきっかけとなりました。
しかし、インフレの中減税対策を取るのは財政危機に陥る懸念があります。
国民達の市場の崩壊に対する不安も高まり、市場も上手くいくことなく首相の撤退と減税の中止によって再び円安が進む事となりました。
円安ドル高の原因その④:経済収支の悪化
貿易や投資で稼ぎの指標となる経済収支の悪化も1つの原因です。
今年の1月~3月には過去2番目の赤字を叩き出し、原油価格の上昇で貿易収支が悪化したと言われています。
これからの相場予想
今年の3月から開始した利上げ効果により、現在の12月では徐々にドル安/円高の方向に進んでいる様です。
上昇トレンドは一旦終了とみて、これからの相場ではどのような現象が起こるのでしょうか?
共に考えていきましょう。
ドル高円安は終わり、この先では下落トレンドが続いていく
上昇トレンドが終わった今、これから先もドル安/円高の方向性に行くのではないかと考えています。
現在のドル/円の価値は1ドル132円と、2か月前の最高値150円台から急激に下がっています。
テクニカル分析の1つである「フィボナッチ・リトレースメント」を目安に、今後の見通しが参考になっていきますよ。
現在のドル/円で自動売買で勝つための方法
これからの相場予想ではドル安/円高の方向に続いていくと予想しました。
この相場予想を基準に、自動売買戦略でも練っていきます。
空売りで最初に売り決済からはじめる
これから下落トレンドに入っていくわけですから、空売りで売りから入って下落したときに利益を得る方法ではいいのではないかと思います。
まとめ
ドル高/円安が続く原因と自動売買戦略を解説しました。
まとめると以下の通りになります。
- 円安/ドル高が続く原因はウクライナ侵攻やCPIショックなどによるもの
- これからの相場予想も同じように下落方向に傾いていくと予想
- 下落相場になると予想すると、空売りからはいっていくのが良い
以上がまとめになります。
今後相場がどのようになっていくのか、見通しが気になりますね。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。