楽天証券での株取引の効率の良い始め方や設定方法などについて解説していきます。
そして、楽天の新機能マーケットⅡとはどのようなものなのでしょうか?
マーケットⅡや初期との違いについても述べていこうと思います。
~この記事で分かる事~
- 自動売買の株取引の始め方やRSSの設定方法が分かる
- マーケットⅡの魅力について知る事ができる
- 手軽に効率よく始める方法がわかる
楽天証券の株取引の始め方
まずは、楽天証券の株取引は具体的にどのようにすれば始められるのか、解説していきます。
自動売買の株取引に必要なシステムは以下の4つです。
- 楽天証券の口座
- マーケットスピードⅡ
- RSS
- Excel
以上が楽天株取引を始めるのに必要な素材となります。
聞いたことのないシステムもあると思いますが、設定はそこまで難しくないので是非最後までご覧ください。
楽天証券口座開設
まず、一番最初に手をつけるべきものは楽天証券口座でしょう。
口座開設を済まさなければ、入出金や取引が出来ません。
なので、口座開設を最初に済ませておきましょう。
スマホとPCどちらも解説できるので、両方の説明も踏まえて口座開設のやり方を解説していきます。
開設方法(スマホ版)
まずは、スマホ版での開設方法となります。
- メールアドレスの登録
- スマホで本人確認
- 必要情報の入力(個人情報に関するもの)
- IDのメールを待つ
- ログインIDや初期パスワードの設定
最初に、メールアドレスを入力して手続きの通知を受け取るようにします。
次に、メールにて免許証やマイナンバーカードで本人確認を行うようです。
最後に氏名や生年月日、住所など必要情報の入力を済ませると、ログインIDが送られてくるので待ちましょう。
後は、ログインIDを入力すると始める事が出来ます。
※本人確認をしていない場合は、郵送で通知された初回パスワードを変更する必要があります。
開設方法(PC版)
開設方法はスマホ版とほとんど変わりありません。
しかし、スマホで本人確認のように出来ないので、ログインIDの通知が5営業日後となってしまうので注意しましょう。
マーケットスピードⅡのインストール
次に、マーケットスピードⅡというツールをインストールしましょう。
マーケットスピードⅡはパソコンの動作を早くし、株取引をスムーズに行ってくれます。
また、最新のマーケット情報がいち早くつかむ事が出来るようです。
インストールまでの流れは以下の通りです。
- ダウンロード
- 利用申請
- ログイン
最初にダウンロードで媒体を手に入れ、利用申請をしてもらいましょう。
注意点としてはバージョンアップの際に、パソコンが不具合だとデータの引継ぎが出来ないケースもあるため気を付けましょう。
Excelの登録
Excelを持っていなければ、RSSやマーケットspeedⅡを活用する事が出来ないので登録しておくようにしましょう。
元々パソコンに備わっているか、月額1,098円でマイクロソフトを利用する事が出来ます。
RSSの登録方法
RSSとは、登録したwebサトの新規記事や更新状況などを配信するシステムを言います。
登録方法は以下の通りです
- Excelを起動
- オプションを開く
- 「アドイン」を選択
- メニューがアドインになっている事を確認する
- 「設定G」をクリック
- 「参照(B)」をクリック
- ファイルの参照でPCを選択
- 「OSDisk(C:)」をクリック
- ファイルがいくつか出てくるので、「ユーザー」をクリック
- 「user」クリック
- 「AppDeata」をクリック
- 「Local」をクリック
- 登録した「マーケットspeedⅡ」をダブルクリック
- 「Bin」をクリック
- 「RSS」をクリック
- ファイル名の横にあるアドイン~~をクリック
- OKボタンをクリック
- アドインの「marketspeed2_RSS」にチェックが入っている事を確
- 参照(B)を押して、7に戻って「MarketSpeed2_RSS_VBA.xlm」を登録する
- marketspeed2のタブが増え、その中にRSSが表示されるようになる
以上がアドイン登録の手順となります。
工程は長いですが、やり方はそこまで難しくないです。
楽天証券マーケットスピードⅡの魅力とは?
出典:https://corp.rakuten.co.jp/
楽天証券のマーケットスピードⅡについて上記で少し触れました。
初期のころに比べて、新機能が増えとても便利になっています。
マーケットスピードⅡの新機能とはどういうものなのか、魅力を見てみましょう。
銘柄に対する豊富な情報量と操作性のアップ
マーケットスピードⅡでは、「個別銘柄」という1つの画面に情報を集約する事が出来ました。
あらゆる各種の情報をタップすると、その場で見れるようになります。
「四季報のチェック」や「相場予想」などが見れるので、とても便利です。
一目でチャートの動きが分かる
チャートの新機能には、「マルチチャート」と「ヒートマップ」があります。
- ヒートマップ→値上がりや下がりが激しいものを濃色で装飾され、見やすくなっている
- マルチチャート→全体的に銘柄が表示され、ヒートマップと同じように変動が激しいものは濃色で装飾されている
また、これらの機能は他の証券会社でも備わっているが、取引ツールと連携して出来る利便さを持つのは楽天証券だけのようです。
アルゴ注文でプロ並みに!
アルゴ注文は楽天証券独自のものです。
アルゴ注文方法は5種類あります。
- トレイリング→損失をなるべく抑えて、利益を伸ばす
- スナイパー→他の投資家には非公開
- アイスバーグ→大口の注文を目立たせない注文
- リザーブ→イベント発生、制限値幅の外の注文
- リンク→自動で取引可能
以上がアルゴ注文の種類となります。
特に注目されているのは、アイスバーグとスナイパーで、個人家がプロの投資家に唯一勝機のある機能だと言われています。
手数料低水準
マーケットスピードⅡは、便利だけでなく手数料も安く資金を抑える事が出来ます。
2022年の6月に口座数が800万人を突破した記念として、「超割コース」というプランが手数料低水準です。
1)はじめて利用(利用申請から3カ月間)
2)信用口座、先物・オプション取引口座、楽天FX取引口座のいずれかを開設済み
3)マネーブリッジ・自動入出金(スイープ)を設定している
4)預り資産残高30万円以上
5)申請時の預り金残高が30万円以上
6)過去3カ月に所定の取引実績がある※1
また、このような条件下であれば”利用料も無料”となります。
まとめ
楽天証券の株取引の始め方やスピードマーケットⅡの魅力をお伝えしました。
楽天証券には他社にはない強みがありますね。
始め方もインストールは多いですが、とても便利なRSSやExcelなどに集約すれば使いやすくなります。
これらの新機能を使い、投資の技術を高めていきましょう。