FXにおける「ポジション」を正確に把握していますか?
FXでは保有するポジション量を適切に管理することが大切です。
また、自動売買システムを使っている人は最大ポジション数の設定でリスクヘッジを行いましょう。
今回は、ポジションについて詳しく解説していきます。
正しく理解することで、ぜひFXの運用ルールを見直すキッカケにしてください。
FXのポジションとは?
FXでポジションとは「通貨を買っている状態」もしくは「通貨を売っている状態」のことを言います。
それ以外にもFXではポジションに関する単語があります。
FXへの理解を深める為に、ぜひ覚えておきましょう。
売りポジション
売りポジションとは、外貨を売って保有している状態のことです。
ショートポジションとも呼ばれています。
株や仮想通貨であれば、先に購入を行い、売った際の差額で儲けるのが一般的です。
しかし、FXは先に売りを行い、後から買い戻すことができます。
つまり、1ドル130円で売りを行い、後から1ドル120円で買い戻せば差額の10円が利益になります。
買いポジション
買いポジションとは、外貨を買って保有している状態のことです。
ロングポジョンとも呼ばれています。
安いときに買い、高いときに売るために買いポジションを保有します。
最も基本的な取り引きです。
スクエアポジション
スクエアポジションには2つの意味合いがあります。
1つは、売りも買いも無い状態=ポジションを保有していない状態のことを言います。
もう1つは、1つの通貨で売りと買いを同量行うことを言います。
ネットポジション
ネットポジションとは、同一通貨の売りと買いのポジションを差し引きして、残ったポジション数のことを言います。
例えば、ある外貨を売りポジションで10,000通貨、買いポジションで15,000通貨保有している場合は5,000通貨の買い持ちとなります。
逆に、売りポジションが多い場合は売り持ちと表現します。
決済とは?
FXではポジションを保有しているだけでは利益になりません。
保有している状態で出ている、仮の損益は「含み益」「含み損」と呼ばれます。
保有しているポジションを手放すこと、つまり決済をすることで損益が発生します。
決済はポジションクローズとも呼ばれます。
買いポジションなら、外貨が値上がりするタイミングで、売りポジションなら外貨が値下がりするタイミングを見極める事が大切です。
「利益が出るまで待っておけば、負けることは無いのでは?」と思うかもしれませんが、ロスカットに注意しなければなりません。
ロスカット
ロスカットとは、含み損が大きくなった場合に強制的に決済されてしまうことです。
つまり、利益が出るまで待とうと思っていたが相場が戻らず、大きく下落して強制的にマイナスが確定してしまった状態です。
ロスカットはユーザーを守る為の仕組みなので、一概に悪いものとは言えません。
ただし、ロスカットが発生する前に少ない損失で済ませるルール設定を行うことが大切です。
ポジションに有効期限はある?
FXのポジションに有効期限はありません。
半年でも1年でも、それ以上保有することも可能です。
ポジションを長期保有するメリットは、スワップポイントでの利益を得られることがあります。
スワップポイントとは高金利の通貨を購入し、低金利の通貨を売った際に金利差に応じて貰えるポイントです。
このスワップポイントも決済することで利益として確定します。
逆にポジションを長期保有することでデメリットもあります。
それは、スワップポイントで損失が出る場合もあるということです。
低金利の通貨を購入して、高金利の通貨を売った場合には金利差にマイナスが発生します。
このマイナスは決済時に損失として確定します。
また、長期保有をすることでロスカットが発生してしまい、強制的にポジションを手放すこともあります。
塩漬けに要注意
ポジションを長期保有する際には、戦略があることが前提です。
戦略も無く、ポジションを決済出来ていない状態を「塩漬け」と呼びます。
塩漬けになってしまう要因としては、含み益が出るまで待っていたが、思うように相場が上がらずに損切りをするタイミングを見失ったことによるものが多いです。
塩漬けはデメリットしかありません。
代表的なデメリットは以下の3点です。
- 精神的に余裕が無くなる
- 他のポジションが持てなくなる
- 大きな損失につながる
塩漬けにならないよう、損切りのルール設定を行ないましょう。
ポジション比率を知っておこう
ポジション比率とは、未決済の通貨の買いポジションと売りポジションの割合を示す数値です。
例えば「買いポジションの方が多い通貨の場合は、将来的に売りポジションが多くなるだろう」という予想に使用したりします。
このポジション比率はFX業者によって公開されている会社とされていない会社があります。
また、ポジション比率以外にも「注文状況」「売買比率」など、公開している情報はFX業者によって異なります。
こういった情報を確認することで、運用のヒントを見つけていきましょう。
適切なポジション量を把握しよう
FXに使用できる資金と取れるリスクを考慮して、適切なポジション量を把握することが大切です。
リスクの許容度については「2%ルール」と「6%ルール」を覚えておきましょう。
2%ルール
2%ルールとは、1回のトレードで負う損失を口座資金の2%以内に抑えるように運用する考え方です。
例えば、50万円の資金を元にFXをする際は、1万円の含み損が発生した際に損切りを行うことを言います。
6%ルール
6%ルールとは、口座資金が前月より-6%以上になったら、その月の取引を一旦中止してやり方を見直すことです。
例えば、50万円の資金が47万円になったらその月の取引は終了します。
この「2%ルール」と「6%ルール」を両方守ることで、適切なポジション量を維持することができます。
ポジションを持つ際の3つの注意点
ポジションを持つ際には、注意しないといけないことがあります。
大きな損失を抱えないように、3つのポイントをご紹介します。
生活に影響が出ない範囲で投資する
FXを行う際は、資金が0になっても問題ない「余剰資金」で行いましょう。
生活資金を使ってしまうと、損失が大きくなってきた際に冷静な判断ができなくなってしまいます。
FXはギャンブルではありませんので、冷静な取引を心掛けましょう。
損切りのルールを作る
FXの取引では感情に流されないようにしましょう。
「2%ルール」と「6%ルール」に従って、損切りのルールをを守りましょう。
また、初心者のうちはさらに厳しい運用ルールを設定するのも良いでしょう。
初心者は週末に持ち越さない
土日はFXの取引ができません。
しかし、相場は動き続けています。
土日にポジションを持ち越すことで、月曜日に大きく相場が下がった状態でスタートする場合があります。
初心者のうちは週末にポジションを持ち越さないようにしましょう。
自動売買における適切なポジションは?
自動売買システムは、その名の通り売買を自動で行うため、手動で行う裁量トレードよりも取引回数が多くなります。
その為、ポジション量を大きくしてしまうと、損失のリスクも大きくなるので注意が必要です。
例えば、1ドル=130円の相場で、ドルを1,000通貨持っていた場合と10,000通貨持っていた場合で比較してみます。
■1ドル=125円に下落(5円相場が下がった)
1,000通貨持っていた場合は、
5円× 1,000通貨=5,000円の損失です。
10,000通貨持っていた場合は、
5円×10,000通貨=50,000円の損失です。
同じ相場の下落でも、損失は10倍の差が出てしまいます。
また、スプレッドを大きくかけていると、強制ロスカットの危険性も高まります。
適切なポジション量は、自分が取れるリスクを考えながら設定するようにしましょう。
まとめ
FXにおいて適正なポジション量を把握することはとても大切です。
自動売買システムで売買の条件を設定するのと同じで、ポジション量の設定も自分で考えて行わないといけません。
初心者のうちは、自動売買システムを使用したから安心だと勘違いしてはいけません。
使用する人がリスクヘッジをしっかりと行うことにより、安定した勝率を維持できます。
ポジション量を増やしていくのは、取引に慣れてからにしましょう。
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