みなさんはETFの自動売買について考えたことはありますか?
老後2,000万円問題やリセッション、さらには悪い円安など、ここ最近、経済的に悪いニュースばかりを耳にすることが増えました。
今のうちから資金を増やしておくことが大事なのですが、どのようにして資金を増やしていけばよいのでしょうか?
資産運用の話で、よく出てくるETFというワード。
株とETFは何が違うのか?
ETFも自動売買で運用できるのか?
今回は、そんなお話をさせていただこうと思います。
ETFと個別株
ETFや個別株というワードは知っている、聞いたことはある。
でも、どう違うのか詳しくは分からない。という人向けに、それぞれ簡単に説明していきましょう。
個別株
個別株とは、その名の通り、各企業が発行している株で、日本国内では東京証券取引所が取り扱っています。
いわゆる「東証一部上場企業」と呼ばれる企業の株は、日経平均株価やTOPIXの構成株でもあり、日本国内では優秀株ということになります。
外国株に目を向けると、先進国では、アメリカ、中国、ドイツ、フランス、イギリスなどに優秀な株式会社が多く、最近では、インドや南アフリカなどの新興国の株式市場規模も大きくなっています。
日本国内企業の株を購入する場合、設定されている単元数で購入しなければなりません。
A社の1株1,000円の株を買おうと思っても、購入可能な単元数が1,000株からだった場合、A社の株を購入するには100万円の資金が必要になります。
なので、仮に運用可能資金が100万円の場合、1社にしか投資できず、分散投資は不可能になります。
外国株の場合、1株単位から購入できるので、仮に100万円の資金があれば、複数の企業から個別株を100万円分購入することができます。
しかし、購入したい企業株が100万円分以上ある場合は、どうしよう。
または、個別株の数が多すぎて、100万円分の株を買うには選択肢が多くて迷う。といった問題を解決してくれるのがETFです。
ETF
代表的なETFといえば、株価指数に連動する株を集めたものが有名です。
しかし、ETFは株価指数連動株だけでなく、ETFの種類のなかには、国債や先物などの抱合せ商品もあります。
そして一番魅力のあるETFとして「米国株ETF」があります。
米国株ETFには、様々なテーマをもとに構成されており、配当金メイン、成長株メイン、将来のありそうなスタートアップ企業メインなど、自分の目的に合ったジャンルへと投資することができます。
ETFなら、自分の運用資金を上手く分散投資でき、なおかつ、それに見合ったリターンも受け取ることが可能です。
ETFの自動売買
ETFを自動売買で運用したい場合、どこの証券会社で口座開設するべきなのでしょうか。
やはり、インヴァスト証券の「トライオートETF」が一番おすすめの証券会社といえるでしょう。
インヴァスト証券「トライオートETF」
トライオートETFは、史上初のETFでの自動売買といわれています。
初心者から経験者まで多くのユーザーに扱えることができ、またインヴァスト証券ユーザーの多くは20代~30代と若い人が多い印象です。
インヴァスト証券の「ETF自動売買セレクト」では、「投資も自動売買も初めて」という人向けにも優しい設定方法がありまっす。
積極的に利益を取りに行く「リターン重視」、リターンも欲しいがリスクは抑えたい「バランス重視」、とにかくリスクを抑えて少額でも安定して利益を取る「リスク重視」の3つの中から1つを選択すれば、その要望に応じた自動売買により、運用がすぐにでも始められます。
上級者には、自分でロジックを組み立てることができる「ビルダー機能」もあります。
MT4/MT5
MT4/MT5を提供しているFX会社は、日本国内では非常に少ないのですが、海外FX会社の多くはMT4/MT5をプラットフォームとして提供しています。
MT4/MT5プラットフォームのMQL4マーケットで、有料または無料の自動売買ソフトをインストールすることで、ETFも自動売買で運用することが可能になります。
投機か投資か?
株やFXに限らず、自動売買を使っても上手く利益を上げられない。という人が多くいます。
きちんと知識や経験をもってすれば、利益を上げられないことはありません。
シストレなどの自動売買を使って稼ぐことは投機です。
選択する商品によっては、投機向き商品と投資向き商品があるように思います。
FX・仮想通貨
FXや仮想通貨は、性質上、投機向きの商品でしょう。
もちろん、投資対象として扱うこともできますが、FXの場合、地政学的なリスクや、中央銀行や政府による金融政策などで、通貨の価値が変動しやすい点があります。
仮想通貨の場合、法定通貨のように、国家や中央銀行の協力な裏付けがないため、マネーゲームになりやすい状況です。
そのため、FXや仮想通貨などは、システムトレードのように、買って売ってを繰り返すことで利益を生みやすい性質をもっていると言えるでしょう。
個別株・ETF
株やETFは、どちらかといえば投資向きの商品になります。
株もETFも自動売買を使って、投機として取引することは可能です。
しかし、株というものは、企業の成長と共に株価も上昇していきます。
特にアメリカ企業のほとんどは、「企業は株主のために存在している」という考えが根強く、企業を成長させられない社長やCEOは、すぐに首を挿げ替えられるほどです。
株主に利益を提供できない企業に価値はなく、NY証券取引所に上場するような企業は、常に株価を高める、もしくは配当金を年々上昇させることを使命にしています。
なので、基本的に株というのは、上昇し続けると言っても過言ではありません。
超短期的には株を自動売買すれば、FXと同じくらいは利益を上げられますが、株は長期で保有することで真価を発揮します。
株の自動売買ソフトが、FXや仮想通貨のソフトに比べて、数も少なく質も劣るのには、こういった理由があるからかも知れません。
ETFを自動売買で運用する意味は?
上記でも述べたように、ETFは投資向けの商品です。
常に成長し続ける株を寄せ集めて1つのパッケージにしたものがETFなので、個別株ならまだしも、わざわざETFをシステムトレードのように、売買を繰り返す必要がない気がします。
ETFは株だけでなく、国債や不動産、先物オプションなどもありますが、どれも購入するのにリスクが低いものがほとんどです。
仕事で忙しいから自動売買を使うという人や、裁量トレードが難しいから自動売買に頼りたいという人、利益は欲しいけど損失は出来るだけ出したくないから自動売買を使うという人、それぞれ理由はあるのでしょう。
それならETFを保有すれば、ほとんどの悩みが解消されると思いませんか?
ETFや株は、自動売買で取引するよりも、購入して保有し続ける方が、リスクもなく利益を生めるのでしょう。
自動売買で運用したいのであれば、FXや仮想通貨を運用するほうがいいのではないでしょうか。
おわりに
ETFは本当にたくさんの種類や銘柄があるので、どんなETFがあるのか探してみるだけでも楽しいです。
お気に入りのETFがあれば、自動売買のことは考えず、とりあえず購入してみてはいかがでしょうか。
価格もお手頃なものばかりです。
どうしてもETFの自動売買に興味がある人は、インヴァスト証券の「トライオートETF」を使ってみましょう。
「ETF自動売買セレクト」で自分の資金や性格に合ったものを選んで、おまかせで運用してもらいましょう。