仮想通貨のアービトラージのメリットやデメリットは?特化した自動売買ツールを紹介!

忙しい時間でも自動的にトレードしてくれるとても便利な自動売買。

ですが、中々市場の状況が掴めずに苦戦してはいないでしょうか?

今回は初めての方でも成果が出るアービトラージ(裁定取引)を紹介していきます。

本記事で学べる事

  • 裁定取引とはどのような取引なのかがわかる
  • 長所や短所がわかる
  • 自動売買の具体的な始め方がわかる
  • 気を付ける事がわかる
  • おすすめの取引所わかる

気になる人は本記事を読む事によって、知識を得る上にスキルを身に着けることができるでしょう。

それでは見ていきましょう。

目次

アービトラージとは?

アービトラージって何?

最初にどういった方法なのか具体的に説明していきます。

裁定取引とは簡単にいうと、”2つの取引所の価格差を利用した取引方法”です。

保有している暗号資産を値上がりしたときに売る現物取引とは異なり、裁定取引は取引所の値段の差によって利益が生まれます。

それではもっと詳しく見ていきましょう。

アービトラージとは2つの取引所の値段の差

引用:https://coincheck.com

上述した通り、裁定取引とは2つの取引所の価格差で利益を得るといった仕組みです。

例えば上記の図のように、AとBの2つの取引所があったとします。

Aは1ビットコインで100万円で、Bは105万円で互いの価格差は5万円です。

仮にAの取引所の1ビットコインを保有していたとすれば、Bの取引所で売却すると5万円の利益を得ることができます。

このような価格差で利益を生み出すことをいい、取引所の相場を確認しながら高く売れそうな場所を選んでいくのです。

アービトラージを始める長所

アービトラージのメリット

次に裁定取引の利点について解説していきます。

やり方は簡単で経験があまりない方でも取引所を選ぶだけす。

初心者でも稼げることができる

上述したとおり、経験があまりなくても取引所を選ぶだけなので簡単に稼ぐことが出来ます。

現物取引のようにこれからの市場の動きを読むために、政治経済などの勉強をあまり必要としません。

勉強が苦手な方や初めて仮想通貨を始める方にとって、裁定取引で成果を出すと良いでしょう。

価格の動きを気にする必要はない

現物取引の場合、一度暗号資産を買うと価格が上昇するまで待たなければなりません。

その際にチャート画面に張り付いて、価格がどのように動くか気になってしまいます。

購入するのか、売るのか迷ってしまうことがあり感情に左右される上にストレスも溜まりやすくなるでしょう。

ですが、最低取引なら値段差のある取引所を探せばいいだけなのでそのような心配はありません。

取引のリスクが少ない

裁定取引は稼ぎやすいうえに、リスクが少ない事も1つの良いところですね。

現物取引では価格の上昇を待たなければならないため、保持している途中に下落してしまうリスクがあります。

また、アルトコインのマイナー通貨では価格の動きが激しいためリスクは大きく増すでしょう。

ですが、上述したように価格が大きく動いたときののリスクを心配する必要はないのでリスクも低いことがわかります。

アービトラージの短所

アービトラージのデメリット

これまでに仕組みや利点について解説しました。

稼ぎやすく簡単でもあるように見えますが、実は取引するまでに時間がかかってしまうという短所もあります。

それでは、短所について詳しく見ていきましょう。

手数料の計算などに手間がかかる

取引を開始するまでには、時間と労力が必要になってきます。

必要な準備は以下の通りです。

  • 取引所や販売所の価格の確認
  • 売買や送付手数料などの確認・計算

常に取引所では価格変動しているので、その間に素早く計算を済まさなければなりません。

なるべく手間をかけないように、取引でサポートしてくれるツールなどがあるので使いこなしていきましょう。

アービトラージの取引に特化した自動売買ツールは後ほど説明していきます。

大きな利益を獲得するのは難しい

経験が少ない方でも利益を得やすいのですが、短期売買には向いていません。

価格差は常に変動していて大きく開いている取引所は中々見つからないものです。

リスクは低いですが、その分利益が少ないのが裁定取引の短所ともいえるでしょう。

アービトラージを始める注意点

アービトラージの注意点

リスクが少ないと上述しましたが、気を付けるべきことはあります。

注意点を知ることによって、失敗を防ぎ対策することが可能です。

資金を多く持っておく

まずは資金を多く持っておきましょう。

投資界隈においては資金を多く持っておいた方がいいのは原則で、リスクの少ない裁定取引でも持っておいた方がいいです。

その理由としては、売却できる取引所を見つけるまでに時間がかかってしまう恐れがあります。

また、自動売買ともなると手数料を多く使ってしまうのでなるべく資金は多く持っておいた方がいいということになります。

価格の動きを無理に気にする必要はないのですが、取引所を見つけるまでに時間がかかってしまうと危ないので完全放置はやめておきましょう。

複数の取引所に登録しておく

リスクを最小限に抑えるためにも、複数の取引所に登録しておくべきでしょう。

登録先が少ないと、値段差のある場所も中々見つけられないですよね。

複数の取引所に登録しておけば、すぐに見つけて暗号資産を売ればいいので保持する時間の短縮にもつながります。

アービトラージの始め方

アービトラージの始め方

次は裁定取引の自動売買の始め方について解説していきます。

まずは自動売買が出来るにしていきましょう。

その後に裁定取引のプログラムを組み込んでいきましょう。

仮想通貨でアービトラージ自動売買の始め方

裁定取引の自動売買の始め方についてですが、主に2つの始め方があります。

  1. 裁定取引に特化した自動売買システムの会社を選ぶ
  2. 自分でストラテジーを作成する

1は会社の証券口座を作成して、APIを取得すれば出来ます。

2に関しては、証券口座を解説した後にAPI認証設定を行い、自分で最初からプログラムを構築しなければなりません。

暗号資産の自動売買では1のような会社は少なく、2で行われる事が多いです。

今回は2のやり方で説明していきます。

API認証を提供している会社を選ぶ

自動売買で始めるのであれば、暗号資産のブラウザ上でAPIを取得しなければなりません。

APIとは”外部との連携”で、Pythonと仮想通貨のブラウザを繋げて互いのソフトを連携させる必要があります。

APIを認証している証券会社は限られているので、自動売買が可能なアプリを選ぶようにしましょう。

APIを取得したら、Pythonのコードにてシークレットキーを入力していく作業になります。

アービトラージのコードを書いてプログラムする

最後は暗号資産のアプリと連携したPythonでプログラムを組み込んでいくだけです。

ビットコインの売買価格のコードやアービトラージの価格差を可視化するコードなどもあるので、入力したら動作確認も行っていきましょう。

アービトラージに特化した自動売買ツール

アービトラージに特化した自動売買ツール

裁定取引の自動売買の始め方について紹介しましたが、やはり初めての方やプログラミングの知識がない方にはシステム開発は難しいですよね。

次は裁定取引に特化した自動売買ツールを紹介していきます。

特化した自動売買ツールとはどういうものなのか、早速見ていきましょう。

ビットアーツ

出典:https://prtimes.jp/main/

会社名 hana株式会社
取引所 5種類
月額システム料金 11,000円
取引方法 現物
注文方法 成行

ビットアーツは複数の取引所の売買価格や板情報、保有資産を全て管理しています。

取引所ではGMOコイン、コインチェック、ビットバンク、BTCBOX、ビットフライヤーの5つに対応しています。

2種類以上の取引所を登録すれば稼働させることが出来ますが、なるべく多く登録しておく事を推奨しているようです。

料金は月額制で1万円以上と高いですが、デモ取引のプランなら2か月間無料で取引が始められます。

ビットアーツ公式サイトはコチラ

自動売買ツールでアービトラージ取引の設定が為されている

ビットアーツを含む6つの取引所で売買価格を24時間管理し、一瞬の価格差でも検知するように出来ています。

検知した際には自動的に買いと売りが別々の取引所で行い実行してくれます。

まとめ

裁定取引について解説したので、まとめていきます。

  • 裁定取引とは2つの取引所の価格差で利益を得る売買方法
  • リスクも低く初心者でも稼ぎやすい
  • 自動売買を始めるにはAPIの認証やコードの入力などに手間がかかる
  • 価格差が生じたときに成行注文を自動的に行ってくれる「ビットアーツ」がおすすめ

暗号資産ではメジャーですが、自動売買はまだ発展途上です。

これからの発展に期待ですね。

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