株式投資における自動売買ツールの選び方とランキングを紹介!

株を売買する事で利益を得られる株式投資ですが、自動売買機能がある事を知っていますか?

近年では、”自動売買”という言葉を投資界隈ではよく耳にすると思いますが、FXだけに留まらず仮想通貨や株式投資などでも実用されるようになりました。

自動売買と聞くと怪しく思われる方もいるようですが、実は時間がない人や勉強が苦手な人でも気軽に始められる上に利益を生み出す事が可能です。

本記事では株式投資における自動売買のメリットやデメリット、おススメの自動売買ツールについて詳しく解説していきます。

AIやITが加速している現代ですから、新しい自動売買ツールの機能についても勉強していきましょう。

~本記事で分かる事~

  • 株式投資の自動売買の仕組みについて知る事ができる
  • メリットやデメリットを理解する事で始めやすくなる
  • 株式投資のおススメ自動売買ツールを知り、あらゆる特徴や違いを知る事で自分に合った機能を選ぶことができる
目次

そもそも株式投資における自動売買って何?

最初に株式投資とは、企業が発行する株券を出資者が売買する事で利益を得るという仕組みです。

今まで株の取引きでは自ら購入する株を選んで、どの企業が盛り上がるのか考えて利益を積み上げてきましたよね。

ですが、近年では機械が株を自動的に一定の決まったルールに沿って取引を行ってくれるというシステムが開発されました。

それが株式投資の”自動売買”です。

現在では自動売買ツールを使う人は多く、便利で使い勝手が良いという事から人を騙す口が達者な詐欺も増えました。

それによって自動売買=詐欺と認識する人もいるようですが、それはあながち間違いで利益を積み上げている人も居るという事を知っておきましょう。

「必ず儲かる」とは断言できないですが、手動で行うよりは簡単に稼ぎやすくコツコツと利益を積み上げる事が可能です。

人工知能(AI)の分析によって自動売買取引を行っている

得に金融業界ではAIを活用したビジネスが進んでいて、チャットボットを活用して24時間の問い合わせが可能だったり、リアルタイムで株価指数を確認することも出来るようになりました。

株式投資では自動取引だけでなく、株価予想のサービスや顧客対応、不正の検知など幅広い役割を担っています。

特に自動取引では、AIを利用して株の動向予測に対する分析・レポートを行ったり、ポートフォリオの構築にも携わっていてとても汎用性が高いです。

株式投資における自動売買のメリット

次は株式投資における自動売買のメリットやデメリットについて解説していきます。

自動売買取引ではAIが活用されている事が分かりましたが、まだ一般的に知れ渡っておらず、怪しさや悪いイメージが抜けない人も居る事でしょう。

自動売買取引のメリットとしては様々ですが、勉強や細かいチャートの分析を頻繁に行う必要がなくなり、時間の短縮につなげる事が出来ます。

また、裁量取引と違ってリスクを最小限に抑える事も出来るようです。

それでは、なぜ時間の短縮やリスクを最小限に留める事ができるのか詳しく見ていきましょう。

忙しい人でも時間を気にしなくていい

何度も話していますが、自動売買はとても便利で楽に利益を生み出す事が可能です。

忙しい人でも、自動的に機械が取引してくれるため基本放置でも利益を積み上げる事が出来ます。

ただ、24時間放置すると株価が下落してしまった時に損失を起こしてしまうリスクがあるため、注意しましょう。

 

感情的にならない

2つ目は感情的にならないというのがメリットです。

裁量取引では、買いや売り決済のタイミングを見計らって行いますよね。

そうなると、自分でこれからの市場の動きを分析する上にリスクも考えながら株式投資をしていかなければなりません。

判断を見誤ってしまうと含み損を抱えたり、レバレッジを大きく掛けていたときなどには感情的になってしまう事もあるでしょう。

ですが、自動売買では私達が分析するのではなく、AIが決めたストラテジーの範囲内でしか取引を行いません。

なので、裁量取引のように判断を見誤り感情的になるという精神的不安を和らげる事が出来るのです。

知識が豊富でなくても大丈夫

3つ目は知識が豊富でなくても、利益を出せる事が可能です。

上記でも述べたように、AIが決めたストラテジーの範囲内でしか動かないのでチャートを細かく分析する必要がありません。

元々プロの手法やこれからの市場の動きに対応したストラテジーが備えられているため、知識のない初心者でも稼ぐ事が出来ます。

ここで勘違いしないで欲しいのは、知識がなくても絶対に利益が出るという事ではありません。

自動売買でも最初にどのようなストラテジーがこれからの市場に合うのか、ポジションはいくつ持つべきなのかなど投資前に考えなければならない事もあるのです。

なので、上手く自動売買取引が出来るようにするために最低限の勉強は必要ですし、要人発言にも注意して進めていかなくてはなりません。

株式投資における自動売買のデメリット

次に株式自動売買取引のデメリットについて解説していきます。

自動売買のデメリットを知る事で、怪しさに対する警戒心も解け自分に合っているものなのか見極める事が出来るでしょう。

また、これから始める人にとってはリスク回避にもなるので知っておいて損はないですよ。

株の自動売買は完全ではない

1つ目は株の自動売買は完全ではないという事です。

FXでは自動売買がトレンドで利用するトレーダーが多いようですが、株式では少ないため自動売買の開発も遅いというのが難点でしょう。

自動売買が人気ないのは投資家の需要だけでなく、FXと比べ株では銘柄が多い事や取引時間が少ない事でデータが上手く収集できないのです。

投資初心者には向いていない

2つ目は投資初心者には向いていないという事です。

上記では初心者でも稼げると表記しましたが、投資初心者や未経験者にとっては難しいですよ。

なぜかというと、注文方法が分からなかったりトレンドの移り代わりやテクニカル指標に基づいた根拠が明確でなければなりません。

決済のタイミングを考えるときに勉強や知識が必要になってくるため、初心者のうちから始めるのであれば少額投資から始めたほうが良いでしょう。

また、ブログや書籍などで投資のルールから学びながら始めるのが良いと思います。

急激な価格変動に弱い

3つ目は急激な価格変動に弱いという事です。

近年で起こったのはコロナショックで、世界中が企業に大きな影響を与えました。

このような株の大暴落が起こってしまっても、自動決済を続けようとします。

自動で取引すると一概に言っても、このような急激な価格変動を抑えるために手動で取引を止めなければいけない事もあるわけです。

特に完全放置は危ないので、価格変動の激しい時間帯を把握しチャート画面と向き合う事も必要になります。

株式自動売買おススメランキング3選

次はおすすめの株式自動売買取引ツールを3つ紹介していきます。

少ないリスクで運用が出来たり、最新のものや特化した機能なども細かく解説していくので使い分けたりご自身のタイミングで始められると良いですね。

どれも便利で使い勝手が良い物なので、是非参考にしてみてください。

【第3位】トライオートETF

名称 トライオートETF(インヴァスト証券)
銘柄数 29種類(S&P500や日経225など)
手数料 無料
特徴 自動売買ビルダー、最大5倍のレバレッジ、ポートフォリオ運用など

トライオートETFの長所は以下の通りです。

  • 高い収益率のストラテジーを選ぶ事が可能
  • 利用者の5割が初心者で、使いやすい
  • スマホアプリでも出来る
  • 手数料がかからない
  • 上場企業で安心…etc

ETFとは、投資先が”上場企業”でありリアルタイムでチャートの値動きを確認する事が出来ます。

トライオートETFではCFD取引を行うため、空売りや最大5倍のレバレッジを掛ける事も可能です。

空売り(CFD取引)ができる

空売りとは現物取引とは反対に仮想の株式を借りて売買を始める手法の事です。

最初に信用取引で株を借りて、株主はそれを売り、決済期日までに買い戻します。

買い戻したら証券会社に回収した株を返し、取引した差額分が利益となるようです。

メリットは以下の通りです。

  • リスクヘッジができる
  • 下落時でも利益を生み出す事ができる

リスクヘッジというのは急激な下落に対して、対策が打てるという事です。

空売りの仕組みは株を借りて売却から始める事が出来るため、下落すればその分証券会社への返済額も減って利益を生み出せるようになります。

最大5倍のレバレッジの適用

トライオートETFは最大5倍のレバレッジをかける事が可能です。

レバレッジというのは利益率をより高めるための手法となっています。

FXでは最大25倍のレバレッジをかける事が出来ますが、倍数が多ければその分利益も莫大になる事でしょう。

例えば100株10万円の株を買って5倍のレバレッジをかけると50万円の利益を生み出す事が可能です。

【第2位】kabuステーション

名称 kabuステーション(auカブコム証券)
銘柄数 1500種類以上登録可能
手数料 0.495%(米国株式取引)
特徴 逆指値注文、トレーリングストップ、Uターン注文

2019年の12月に証言会社が誕生し、KDDIや三菱UFJフィナンシャルグループが連携しています。

kabuステーションという自動売買ツールのメリットは以下の通りです。

  • 銘柄数が豊富で、1500種類以上の銘柄を登録できる上に市場をチェックできる
  • 1株から始める事ができる
  • 分散投資がしやすく、リスクを最小限に抑える事ができる
  • 「株価情報」や「決算情報」など、あらゆる情報を細かく確認できる
  • 注文方法が豊富
  • スマホでも対応可能

kabuステーションは銘柄数や細かい株価情報などを確認する事が出来るのですが、新たに「ヒートマップ機能」というのが搭載されました。

このヒートマップ機能を使うと株価の上昇や下落を色で分けて判別しやすくなります。

多くの銘柄を確保できる上に、使いやすいのはとても便利な機能ですよね。

チャートを細かく分析できるEVERチャート

kabuステーションでは多くのテクニカル指標が組み込まれていて、66種類にも上ります。

EVERチャートという細部まで分析できる機能が搭載されているのですが、12種類のローソク足を活用して行うのが特徴的です。

十字線やトレンドラインといった様々な視点から見る事が可能なので細かく分析したい人や学びたい人にとっておススメです。

【第1位】MARKET SPEED Ⅱ

名称 MARKET SPEED Ⅱ(楽天証券)
銘柄数 2000種類以上登録可能
手数料 無料
特徴 アルゴ注文

1つの画面に集約された多彩な情報と、「アルゴ注文」という5つの特徴的な注文方法を選ぶことが出来る楽天証券ならではの自動売買ツールとなっています。

名前の通りMARKETSPEEDからⅡという形で進化しましたが、2つの違いは以下の通りです。

  • 1つの画面で市場の確認やチャート分析、ニュースの情報を集約
  • 色で市場の状況が分かる「ヒートマップ」が搭載
  • ヒートマップと一緒にチャートも合わせて見れる「マルチチャート」が搭載
  • 複雑で特殊な5つの注文を選べる「アルゴ注文」の搭載

わざわざ画面を移動する手間をなくし、情報をいち早く取得できるように手掛けています。

投資経験がない人にとっては情報量が多く、見えづらい部分もありますが、使い慣れてしまえば効率よく投資が出来ますね。

新機能アルゴ注文

MARKETSPEEDⅡの一番の魅力といえば、「アルゴ注文」でしょう。

アルゴ注文というのは他の証券会社にはない特殊な機能で、5つの注文方法があります。

  • アイスバーグ注文→注文を小分けにしてリスクを抑える方法、分割しても手数料は変わらない
  • トレイリング注文→逆指値と成行注文の両方を駆使して、大きな損失を抑え利益を伸ばす
  • スナイパー注文→他の投資家に注文を見せず、優位な価格で約定する
  • リザーブ注文→日次や株価を指定して発注する、経済指標や決算発表のタイミングで優位
  • リンク注文→銘柄やストラテジーを問わず、10個の注文が可能

市場や自分に合った注文方法を選び、利益を獲得していきましょう。

自動売買ツールの選び方とランキングを紹介!まとめ

株式投資における自動売買について解説しました。

株はまだまだ未発達で初心者には難しいですが、便利な機能が増えてきています。

自動売買といっても、急激な価格変動には弱いのでマーケット情報を確認する時間帯を決めておきましょう。

これからも世間に広がって欲しいですね。

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