投資をするときはお金をかけずに利益を生みたいのは誰もが思う事です。
しかし、自動売買では自動的に取引が行われるために手数料も自然とかかってしまいます。
どうすればお金をかけずに株式自動売買を始める事が出来るのでしょうか?
今回の記事で分かる事は以下の通りです。
- お金のかからない自動売買ソフトが分かる
- コストをなるべく抑えて投資を始める方法が分かる
この記事を参考にすればなるべくお金をかけずに始められるので、是非最後までご覧ください。
無料の自動売買ソフト5選
早速ですが、最初に無料の自動売買ソフトを紹介します。
【無料の自動売買ソフト】
- トライオートETF
- オートレ株式225
- MARKET SPEEDⅡ
- 株ステーション
完全無料とはいかないのですが、これらは各種手数料が無料で少額から取引を始める事が可能です。
そして、独自の最新機能や注文方法、チャートなどが充実しているものばかりでどれもコスパが良いですよ。
トライオートETF(インヴァスト証券)
利用手数料(口座開設・入出金) | 無料 |
売買手数料 | 無料 |
トライオートETFはインヴァスト証券が提供する自動売買ツールです。
選ぶだけで取引がすぐに開始出来て、上場企業で安心感もあります。
銘柄数は29種類で最大レバレッジは5倍で大きく利益を得ることが出来、1株からの取引も可能です。
口座開設や入出金だけでなく、売買手数料が無料で出来る上に少額取引まで行う事が出来ます。
取引に必要な証拠金は”1万円”と言われていますが、5倍までかけられることから2000円でも取引が可能です。
CFD取引でリスクを抑える事ができる!
トライオートETFの特徴は自作システムを開発できることや、CFD取引でリスクヘッジが可能な事です。
CFD取引とは実際の株で取引きするのではなく、空想上で金融商品の交換を行う事を言います。
メリットは少ない元手で投資が出来る事や、下落場面でも対応が出来る事です。
ある程度自動売買に慣れてきたら、自分でストラテジーを開発するのも良いですよ。
オートレ株式225(SBI証券)
利用手数料(口座開設・入出金) | 無料 |
売買手数料 | 55円 |
オートレ株式225はSBI証券が提供する自動売買ツールです。
通常の取引では手数料が5万円からかかってしまいますが、業界最低水準レベルでとても安いのがメリットですよ。
アクティブプランというサービスを利用すれば、300万円までの信用・現物取引では無料になります。
もしくは、無料版~月額コース(1万~)のプランがありますよ。
また、SORやPTSといった別の注文方法もありますが、こちらも手数料がかかる事はありません。
日経株価平均に特化したツール
オートレ株式では日経株価平均が先物取引で特化しているのが特徴です。
日経225の動きに合わせたストラテジーで、デモ取引も出来るので安心して利用する事が出来ます。
MARKET SPEEDⅡ
利用手数料(口座開設・入出金) | 無料 |
売買手数料 | 55円(1約定事) |
MARKET SPEEDⅡは楽天証券が提供する自動売買ツールです。
機能性や利便性に注力している上に、「いちにち定額コース」というプランを選ぶと100万円以下の投資で売買手数料は無料です。
また、楽天カードを使えば0.2~1%のポイントが還元される上に「超割りコース」を利用すれば1~3%のポイントを狙う事が可能ですよ。
数百銘柄を登録して1つの画面に集約し閲覧する事が出来ます。
楽天証券独自の機能「アルゴ注文」
楽天証券ならではの機能で「アルゴ注文」という方法があります。
アルゴ注文とは事前に登録した条件に合ったら自動で注文が開始される機能の事です。
アルゴ注文には以下の5つの種類があります。
- トレイリング注文…損切設定、株が有利な方向に動くと自動修正
- アイスバーグ注文…少しずつ小分けにして注文ができる
- スナイパー注文‥他の投資家に悟られないようにする
- リザーブ注文…日時や株価を指定する
- リンク注文‥最大10個までの注文を銘柄や取引関係なく行える
投資戦術には買うタイミングや待つ事は大事で、どのような注文をしていくかが重要になっていくでしょう。
楽天証券ではアルゴ注文以外にもIFD注文といった様々な方法が存在するので、非常に使い勝手がいいですよ。
株ステーション(カブコム証券)
利用手数料(口座開設・入出金) | 無料 |
売買手数料 | 無料~数十円 |
株ステーションはカブコム証券が提供する自動売買ツールです。
通常プランの手数料では他の証券会社と比べ高めですが、「1日定額コース」というサービスを利用すれば100万円まで投資しても0円になります。
また、現物株式を保有していると担保にすることができ、0円から信用取引が可能です。
逆指値やW指値、リレー注文など他の証券とも比べて種類が一番多いので低コストで利益を得る事もできるでしょう。
そして、Pontaを利用すれば投資信託の残高に応じて溜まるのでそれを使って1円から投資する事ができます。
多数の銘柄数や有名指標が使える
注文だけでなく、多数の銘柄や有名指標を使うことが出来ます。
銘柄数2000以上と、「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」、「一目均衡表」など数々の有名指標を使う事が可能です。
コストを抑えるテクニック
各種手数料が無料で少額取引ができる自動売買ソフトを紹介してきましたが、やはり資金はかかってしまいます。
どのようにすれば損失を抑える事が出来るのでしょうか?
初心者の方でも失敗しない最小限のリスクで取引を行う方法を解説していきます。
複数の銘柄に少額で分散投資
大事なのは少額で分散投資を行う事です。
複数の銘柄に投資しておけば、1つの投資先が損失を起こしても少額で投資しているので大きな損失になる事はありません。
そして、他の投資先が上昇していれば損失を0にすることも可能です。
最悪全ての投資先が損失を起こしても少額で済むうえに、運が良ければ多くの利益を生み出す事が出来ます。
複数の銘柄に投資する場合はなるべく証拠金は多く持っておきましょう。
どうやって利益を得るのではなく、損失を防げるか否か
投資で失敗する人の残念な考え方の1つとして、「どうすれば大きな利益を短期間で得られるのか」と考える人が多いです。
この考えではお金に欲張ってしまい、リスクの事や勉強を怠ってしまう事があります。
まず最初に考えてほしいのが「どのようにすれば損失を防げるのか?」優先的に考えてみましょう。
そのためには損切設定がとても重要で、裁量ではなくあらかじめ決めておくようにします。
リスクを高確率で抑えることさえできれば、利益確定を待つだけなので心も楽になりますよ。
手数料がかからないソフトを選ぶ
手数料がかからないソフトを選ぶのは当たり前の事かもしれません。
ですが、手数料にはいくつもの種類があって大きく分けて3つあります。
- 約定事の売買手数料
- スプレッド
- 口座開設や入出金などの利用手数料
証券会社によって異なりますが、ネットだと1約定ごとに無料のものから数十円単位かかるものもあれば、定額プランでサービスを提供している所もあります。
スプレッドは値段の開きの差を言い、広いほど手数料がかかってきます。
口座開設や入出金、振替手数料といった各種手数料は無料である事が多いです。
ですが、それだけに囚われずスプレッドや売買手数料もしっかり確認しておきましょう。
まとめ
株の自動売買ソフトで無料であるツールを紹介しました。
本記事をまとめると以下のようになります。
- 定額プランを利用すれば大体は100万円までの投資が手数料無料
- 手数料だけで自動売買ソフトを選んではいけない
- なるべく低コストで行うなら分散投資をするべし
リスクを抑える事はとても重要で、一番優先して考えるべきことです。
それでは最後までご覧くださりありがとうございました。