設定ミスかも!?MT4で自動売買EAが機能しない理由を徹底解析!!

MT4でEAを取得したけれど動かない。というような経験はありませんか?

もしかすると、ファイルの保存先を間違えているかもしれません。

きちんとダウンロードできていなかったり、単に設定できていなかったり。

または、特殊なEAを使っているため、特殊な条件下でしか稼働しないEAなんかもあったりします。

理由は様々です。

今回は、MQL4でMT4用のEAをダウンロードした後の設定について、シンプルですが説明していきたいと思います。

目次

MT4での自動売買

まず、MT4のプラットフォームで自動売買をするのなら、EA(エキスパート・アドバイザー)と呼ばれる自動売買ツールを取得する必要があります。

EAを取得し、MT4のプラットフォーム上に設定することで、ようやく自動売買ができるようになります。

EAは有料のもが、ほとんどですが、無料で使えるものもあります。

有料だから成績の良いEAとは限りません。

無料のEAであっても、使い方次第では、立派な成績を出すことも可能です。

それでは、まずEAを取得しましょう。

有料版

こちらに紹介するものは有料で販売されているEAになります。

価格も手ごろで、初心者向けのEAになっています。

・Hydrangea 

このEAの製作者は、商用というより、自身が利益を上げるため制作したもので、資金の1~3%で損切設定できるEAです。

資金管理に徹底した分、バックテストの成績は他のEAに比べると劣るかもしれませんが、理由は損切設定の狭さのせいなので、EA自体は優秀だと感じます。

ポジションも1つしか保有しないので、資金管理面では、非常に安全なEAのように思われます。

ただし、USD/JPYペア、5分足のみ対応のようです。

価格は、28,000円と安めの金額です。

・Fidelity MT4

こちらのEAは、英語のみで日本語対応はありません。

しかし、説明文では、特定のトレンドを検出するEAで、全通貨ペア・全時間足に対応しています。

とてもシンプルで、詳しいマーケット知識を必要としません。

価格は、587ドル

・gotobi

名前の通り、ゴトー日の仲値を意識したEAで、ゴトー日の取引開始時間で動き出し、取引終了時間で決済するという特殊なEAです。

ゴトー日が祝祭日と被った場合、前日営業日に振り替わることにも対応しています。

通貨ペアはUSD/JPY推奨となっており、時間足の指定はありません。

価格は、約180ドルです。こちらもお手ごろなお値段です。

無料版

GemForexの無料EA

GemForexで口座開設すると、多くのEAが無料で使えるため、こちらで口座開設しておくとよいでしょう。

MT4/MT5の無料EA

MQL5というMT4/MT5のマーケットで、無料のEAは見つけることができます。

マーケットの「無料」タグを選択すると、一覧表示されます。

ただし、多くが英語の説明になっていますので、翻訳機能を使い、内容をきちんと理解した上で使用しましょう。

EAの設定方法

設定方法は難しくありません。

まず、EAを取得します。

その後、MT4の「表示」→「ナビゲーター」に進み、ダウンロードできているかを確認します。

 

「Advisors」のところにあれば、ダウンロードできています。

 

「挿入」→「エキスパート」→「EA」選択です。

 

これで、取得したEAが適用されました。

 

「アルゴリズム取引」が緑色のサインになっているか確認してください。

以上の流れで、MT4のEAが稼働するはずです。

 

VPSは必要なのか?

VPSとは、仮想空間に存在する共有サーバーです。

このVPS上でEAを稼働し続けることにより、睡眠中や仕事中に自動取引を続けてもらうのです。

なので、EAとVPSは、切っても切り離せないを存在で、VPSを使用したほうが効率的です。

VPSは、基本的に有料で契約しなければならず、だいたい月に2,000円ほどになります。

EAは、MT4のプラットフォームを閉じてしまうと稼働しなくなります。

なので、VPSを使わずにEAで効率よく稼ごうとするなら、事実上24時間PCをつけっぱなしにする必要があります。

しかし、PCを24時間稼働し続けることによる弊害もあります。

PCの寿命

当然のことですが、PCを24時間稼働させ続けると、PCの寿命も早く来てしまいます。

マザーボードやCPUに負担をかけ続けることになりますので、PCが常に熱も持ち、部品の劣化を早めます。

電力節約

ここ最近は、エネルギー問題もあり、電気料金の高騰もあり得ます。

EAで稼いだ資金を、電気代で支払ってしまうなんてことにもなりかねません。

電源・回線落ち

大きな懸念点の1つです。

急な停電や、ネット回線の不具合などによる問題です。

ポジションを保有した状態で、断線や停電は、とても危険です。

電力・回線が復旧したときには大きなマイナスを抱えている場合もあります。

これらのことを踏まえると、やはりVPSを使用することを強くオススメします。

稼働しない場合

もしも、きちんとインストールされているにも関わらず、EAが機能していない場合、いくつか確認しておきましょう。

EAによっては、指定の時間帯以外は機能しないものもあります。

そういった特殊なケースを除いて、いわゆる凡ミスで稼働していないことも考えられます。

・「アルゴリズム取引」がオンになっているか?

上記でもお伝えしたように、「アルゴリズム取引」が緑色になっていないとEAは稼働しません。

・MT4のEAと、MT5のEAを間違えてインストールしていないか?

EAには、MT4専用・MT5専用、または両用のものがありますので、きちんと確認しましょう。

・通貨ペアを間違えていないか?

EAには、「指定の通貨ペアでないと稼働しないEA」と、そうでないEAがありますので、トレードしている通貨ペアに合っているのか、一度確認してみましょう。

・時間足が間違っていないか?

こちらも、上記と同じで、指定の時間足がある場合があります。

最後に

EAは、取得したソフトや、契約している口座会社によって、変わる場合もあります。

もしも、うまく機能しないのであれば、契約している口座会社の窓口や、購入したソフトの概要を熟読してみましょう。

また、MT4とMT5、両方持っている人は、ちゃんとプラットフォームに対応したソフトなのか、もう一度確認してください。

この間違いは、初心者もそうですがベテランであっても、たまに起きる間違いです。

是非参考にしていただければ幸いです。

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