自動売買をbitflyerでするために必要なことまとめ

bitFlyerを利用した仮想通貨の自動売買に興味ありませんか?

仮想通貨の自動売買を行なうためにはAPIやPythonに関する知識が必要です。

この記事では、bitFlyerでのAPI取得やPythonを使った売買ルールの設定方法まで詳しく解説します。

是非最後まで読んで、参考にしてください!

シロクマ専業トレーダー
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目次

bitFlyerの概要

bitFlyerとは

bitFlyer(ビットフライヤー)は2014年1月に設立された日本を代表する仮想通貨取引所の一つです。

日本国内の仮想通貨取引所としては最大手で、2016年から2021年のビットコイン取引高が国内1位を誇ります。(Bitcoin 日本語情報サイト調べ、差金決済 /先物取引を含む)

他の国内取引所と比較して以下のような特徴があります。

  • 7年以上ハッキングの被害が無く、セキュリティ面の信頼性が高い
  • 提携しているクレジットカードを使用するとビットコインが貯まったり、Tポイントをビットコインに交換でサービスがある
  • 公式サイトで自動売買の取引に必要なAPIコードが公開されており、自動売買が始めやすい

取り扱いサービス

通常、仮想通貨の取引は「取引所」で行なわれますが、bitFlyerでは呼び方が異なります。

以下に詳しく説明します。

販売所

22種類の仮想通貨をbitFlyerより現物で購入・売却できます。

販売手数料はありませんが、スプレッド(買値と売値の差額)があります。

取引所

ビットコインをユーザー間で取引板を使用して現物で購入・売却できます。

取引に応じて売買手数料が発生します。

bitFlyer Lightning

最大2倍のレバレッジを利用して、ビットコイン価格の上昇・下落で利益を狙えるFX取引です。

bitFlyer Lightningは他の仮想通貨取引所での「取引所」に該当します。

APIキーとシークレットキーの取得

bitFlyerで口座開設後、APIキーとシークレットキーの取得が可能です。

2つのキーを使用して外部のツールやプログラムと、bitFlyerのアカウントを連携します。

APIキーがID、シークレットキーはパスワードのような役割を果たします。

取得の流れ

  1. パソコンでbitFlyerにログイン
  2. bitFlyer Lightningを開く
  3. メニューからAPIを選択
  4. 「新しいAPIキーを追加」をクリック
  5. APIキーの権限で必要項目にチェックを入れる
  6. APIキーとシークレットキーが発行

機能と利用方法

APIキーを取得することで仮想通貨の自動売買プログラムを組むことが可能となります。

bitFlyerの公式サイトの「API Documentation」には、さまざまなAPIコードが公開されています。

「資産残高の取得」や「新規注文の発行」など必要なAPIコードを取得して売買ルールを作りましょう。

これらのコードを利用して、例えば「ビットコインの価格が100万円に下がったら1ビットコインを購入し、200万円になったら売却」といった取引を自動で行うことができます。

Pythonとは

Python(パイソン)とは自動売買システムを構築するために使用するプログラミング言語です。

初心者でも習得がしやすくシンプルな言語が特徴で、様々な用途に使われています。

bitFlyerで仮想通貨の自動売買を行なうためにはPythonの知識が必要になります。

Pythonの役割

Pythonは、自動売買において「指示出し」の役割を果たします。

具体的には「どのタイミングで」「どの条件下で」「どれだけの量を取引するか」というルールをコードに書きます。

そしてAPIを使って取引ツールとつなぎ、実際の取引が行われます。

Pythonを使用するには

まずPythonとライブラリをインストールする必要があります。

Pythonを「https://www.python.org/downloads/」よりダウンロード

インストール後、「Python Launcher」を起動しインストール

起動後、「pip install pybitflyer」と入力し準備完了
(pybitflyerとはbitFlyerのAPIを簡単に利用するためのライブラリです)

APIキーとシークレットキーを入力

取得したAPIキーとシークレットキーはソースコードに入力します。

api_key = "APIキーを入力"

api_secret = "シークレットキーを入力"

取引通貨情報の取得

例として、ビットコインの現在の価格を取得するコードを書き出してみました。

import pybitflyer

API_KEY = "APIキーを入力"
API_SECRET = "シークレットキーを入力"

client = pybitflyer.API(api_key=API_KEY, api_secret=API_SECRET)

ticker = client.ticker(product_code="FX_BTC_JPY")

print(ticker['ltp'])

注意点として取得銘柄のコード「BTC_JPY」は通常の取引所での取引を示しています。

bitFlyer Lightningで価格を取得したい場合は「FX_BTC_JPY」と入力します。

このようにPythonコードを組み立て自動売買ルールを組み立てていきます。

自動売買ロジックの構築

自動売買を開始する前に、以下の項目を参考に売買ロジックを組み立てましょう。

対象の通貨

例: ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)

価格情報の取得

例: bitFlyer LightningのBTC価格

取引の開始条件

  • テクニカル指標:移動平均線やMACDなど
  • 価格基準:特定の金額に達したときなど

購入方法

指値か成行で注文

売却方法

指値か成行で注文

利益の計算方法

取引開始前の残高と終了後の残高を比較

仮想通貨自動売買のリスクと注意点

仮想通貨の自動売買により様々なメリットを得られる半面、いくつかのリスクや注意点もあります。

リスク

仮想通貨の価格は、政治的な出来事、規制の動向、著名人のコメントや大手企業の動きに影響を受けることが多々あります。

そのため、売買ルールを設定したまま放置しておくと大きな損失がでる可能性があります。

自動売買ツールを使う際は価格の動きを定期的にチェックしましょう。

またAPIの使用にあたり、情報の漏洩には十分注意しましょう。

APIキーとシークレットキーが第三者に知られると、外部にあなたの取引所が操作されるリスクがあります。

絶対に他人に知られないよう安全な場所で保管しましょう。

注意点

仮想通貨の自動売買をする前に、各通貨の特性を理解することが大切です。

例えば、ビットコインが100万円動く時、イーサリアムは10万円しか動かないことも。

為替や株とは動きが違うので通貨の特性をよく調べてから取引しましょう。

仮想通貨の動きに慣れるまでは投資額を控えめにするか、手動での取引を試してみるのもおすすめです。

まとめ

仮想通貨の取引は大きな利益のチャンスがありますが、リスクも忘れてはいけません。

自動売買を行う際も、慎重な判断と十分な情報収集が必要です。

通貨ごとの特性や値動きを把握し、安全に取引ができる売買ルールを設定しましょう。

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