「FXを始めたけど英語表記が多くて難しい」と悩んで諦めていませんか?
今回は初心者のために、FXでよく出てくる英語について意味を解説していきます。
ここで用語を勉強して理解し、ツールをしっかりと操作できるようになりましょう。
~この記事で分かる事~
- FXの用語の意味が分かるようになる
自動売買ツールの用語解説!
FX初心者向けに、英語表記で示された用語について意味を調べてきました。
五十音に沿って、英語を日本語に置き換えて分かりやすく説明していきますよ。
自動売買を始めながら、分からない部分は曖昧にせずに確認していくようにしましょう。
「あ~お」から始まる英語
まずは「あ~お」の発音で始まる用語を見ていきましょう。
ASK
ASKとは日本語に変換すると、「尋ねる、聞く」という事になります。
FXにおける「ASK」は、”利用者がレートを買いにくる”という意味です。
IFD注文
”IFD=イフダン”と読み、新規と決済を同時に設定して注文しておく事です。
IFは日本語で”もしも~”という意味で、DONEは”完了”という意味です。
IFDO注文
IFDO注文とは、IFD注文とOCO注文が合わさったものです。
OCO注文
OCO注文とは異なる2種類の注文を出しておいて、どちらかが約定した場合はもう片方をキャンセルするという方法です。
インターバンク市場
インターバンク市場とは、銀行を中心とした金融機関の取引先の事をいいます。
為替取引では銀行のような有人店舗があるわけではなく、インターネットを通じて電話やチャットなどでやり取りを行うようです。
FOMC
FOMCとは、”Federal Open Market Committee”の略で日本語に置き換えると「連邦公開市場委員会」と言います。
金融政策について引き上げるのか否かなどの決断を行っています。
「か~こ」から始まる英語
次は「か~こ」の発音から始まる用語を見ていきましょう。
カバー取引
カバー取引というのは、投資家が一方的に利益を得てFX会社が潰れないためにも、他の銀行や証券会社で利益を得た投資家と同じ注文内容にして取引を行う事です。
「カバーティール」とも言います。
クイック注文
前もって価格を設定せずに行う注文方法です。
タイミングに構わず、今すぐ買う事が可能となります。
「さ~そ」から始まる英語
次は「さ~そ」の発音から始まる用語を見ていきましょう。
スプレッド
手数料のようなもので、買値と売値の差の事です。
差が大きいほど、支払う金額は増えていきます。
スリッページ
逆指値注文と成行注文の場合に起こる指定レートと約定レートの差を言います。
急激な価格変動によって、大きくなる場合もあるようです。
スワップポイント
取引する2国間の金利調整差額の事を言います。
例えば高金利であるメキシコペソや南アフリカランドの通貨を買って日本の通貨を売ると、その差の利益を得る事が出来ます。
その逆になると、支払わなければなりませ
「た~と」から始まる英語
次は「た~と」の発音から始まる用語を見ていきましょう。
デリバディブ取引
「デリバディブ」とは、株式や債券などから派生した金融商品の事を言います。
未来の予測した値動きをグラフ化し分析する事で、将来の売買価格を読み取る事で価格変動のリスクを回避出来たりします。
先物取引やオプション取引などが含まれるようです。
トレール幅(注文)
逆指値注文の決済時にできる注文方法で、「トレール幅」を設定します。
トレール幅をあらかじめ設定しておくことで、値幅の分だけ損失の方向に市場が傾いたときに逆指値注文が自動的に行われるようになります。
「は~ほ」から始まる英語
次は「は~ほ」の発音から始まる用語を見ていきましょう。
BID
日本語では「入札」の事をいい、FXではお客さんがレートを売るという意味です。
PIPS
「Percentage_in_points」の略で、最小通貨単位の100分の1を指します。
日本の最小通貨単位は1円で、”1÷100”で計算すると、1pips=0.01円です。
ファンダメンタルズ
経済状況や金融政策、財政収支、物価上昇率などを含む指標の事です。
「経済の基礎的条件」で、各国の国民の生活が維持できるために必要な課題でもあります。
政府の発言や経済状況から予測して分析する事を”ファンダメンタルズ分析”とも言います。
ヘッジ取引
株式や外国為替の取引などで急激な価格変動のリスクに備えて先物や店頭市場などで取引を行う事です。
ポジション
日本語では「建玉(たてぎょく)」ともいい、新規注文してから未決済の状態を指します。
買いの途中だと買いポジション、売りの途中だと売りポジションなどと言われているようです。
「ら~ろ」から始まる英語
次は「ら~ろ」の発音で始まる用語を見ていきましょう。
レバレッジ
小さな金額でも倍率を掛ける事によって大きな損益や利益を得る事ができる手法です。
簡単に言うと10万円の保証金で2倍のレバレッジをかければ、20万円の利益を得る事が出来ます。
ロスカット
お客さんが大きな損失を招かないためにも、損益の所定の水準を超えた場合に未決済のポジションを強制的に終了させる事です。
ロスカット値
取引証拠金に各コースの定められたロスカット比率を乗じた金額の事を言います。
まとめ
自動売買ツールでよく見かける英語の意味について解説しました。
難しい所もあったと思いますが、何度も読み返し、反芻する事によって覚えていくようになりますよ。
これからも分からない事があれば、曖昧にせずに調べるクセを付けておくようにしましょう。