日経225の自動売買は、初心者でも不労所得を狙える株価指数といわれています。
ただし、実際に稼いでいくためには、できるだけ多くの情報を収集し、日経225本来の特徴を理解しないと現実的に難しいです。
そこで今回は、これから自動売買をスタートする方に向けて日経225の特徴をブログ形式で解説します。
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日経225の自動売買で生活するには
日経225の自動売買で生活するには、まず初めに「日経平均株価」について理解を深めておく必要があります。
値動きの仕組みや過去の背景を理解しておかないと、今後の予測が立てられないからです。
それでは日経225についてですが、そもそも日経平均株価は日本経済新聞社が算出している株価指数になります。
日本政府の経済統計にも使われており、東証株価指数（TOPIX）と並ぶほど普及している国内最大級の株価指数として有名です。
また、公開されている株価指数は、東証プライムに上場する2000銘柄の中から取引が活発な225銘柄を日本経済新聞社が選定し、算出した数値になります。
それだけ日本の経済と関連性が高いことから、景気や社会情勢と比例して値動きする傾向にあり、最高値を記録したのもバブル絶頂期である1989年頃でした。
ただその後は1990年のバブル崩壊で暴落しています。結果的に、約20年間上昇することなく不況の影響を受け続けてきました。
そして2012年、アベノミクスのスタートから株価が回復し始め、コロナによる沈みはあったものの上昇を辿り、2023年7月には33年ぶりの高値更新で3万2000円台を突破しています。
この背景には、アメリカが取った政策との関連性や日本の金融緩和なども影響しているので、国内外で何が起きているか、どんな政策が計画されているかも理解しておく必要があるでしょう。
加えて、これら日経225の過去の値動きと今後の予測を、自動売買に取り入れていくことが大切です。
取引スタイルによって運用方法は人それぞれ違いますが、仕組みだけはしっかりと理解しておきましょう。
日経225で儲けるための基本は価格
日経225先物取引の基本は価格です。チャートの上昇・下降による値動き幅ももちろん大切ですが、価格で相場を判断することが特に重要になってきます。
その中で、価格相場を判断する際に活用できるのがローソク足チャートです。始値・終値・安値・高値に着目することで、順張り・逆張りの判断がしやすくなります。
ローソク足による基本的な考え方を以下にいくつか挙げてみました。
- 日足始値を起点にして予測
- 日足始値に相場が戻ると予測
- 直近日足の高値・安値を突破したら順張り
- 直近日足の高値・安値に達した時点は逆張り
チャートの線ではなく、価格の点を起点にし、売買のタイミングと利確値・損切値を決定するといったイメージです。
この考え方は、日経225に限らずあらゆる投資で活用できるので、ローソク足を用いたチャート分析の理解を深めておきましょう。
日経225の自動売買はシンプルイズベスト
そもそも、日経225先物取引は至ってシンプルです。その理由は、現物株取引のような銘柄選定が必要ないからです。
加えて、FXのように通貨ペアを選んだり、仮想通貨で銘柄を選定したりなども必要ありません。
また、日中取引時間が8:45～15:15と短いのもシンプルさの理由といえるでしょう。
このシンプルな日経225先物を、わざわざ複雑に考えないことがベストな取引へと繋がります。
その取引方法は「日中取引開始時刻に注文して終了時刻に決済する」という寄り引けトレードです。
開始直後に売買したら終了まで決済は一切しない前提になるので、買い玉を持つか売り玉を持つかが損益の分かれ道になりますが、行うのは注文だけと限りなくシンプルな手法になります。
ここで大切になるのが、自動売買の設定で勝てるタイミングのみ取引を行うことです。
事実、取引回数を多くするだけが稼ぐ運用方法ではありません。多少ハイリスクハイリターンの手法になりますが、余剰資金を多く用意できる人は活用してみてください。
日経225で稼げるロジック
日経225で稼げるロジックは、直近日足の高値・安値を起点にした順張り・逆張りスタイルがおすすめです。
取引予測が立てやすく、利確幅・損切幅の設定次第でローリスクハイリターンが狙えるからです。
加えて、取引回数が少なくなることから、1度で大きめな資金をかけやすくなります。
ただし、資金配分を間違うと損失のリスクが高まるので、事前に念密なシミュレーションをしておきましょう。
さらに、コツコツと少額利益を重ねるスキャルピングも有効です。相場に戻ると予測して、売り注文を日足始値まで短期取引するのも考え方の1つです。
また、2つのロジックを組み合わせ、高額利益と少額利益の両方を狙うのも良いかもしれません。
その分リスクは高まりますが、損失を補えるケースもあるので、まずは少額から試して自分に合ったロジックを見つけていきましょう。
日経225は少額投資したい方におすすめ
日経225でCFD取引を行えば、リスクを抑えた少額投資が可能です。
CFD取引とは「差額決済取引」のことで、先物取引のように決済期限がありません。
さらに、海外FX業者だとハイレバレッジでの取引ができるので、コストを1/100以下に抑えて大きな利益を狙うことが可能となります。
また、自動売買の利用が寛大なのも、特徴の1つです。
先物取引では活用できないロジックやトレード手法が使えることから、稼ぎやすさにも繋がるでしょう。
ハイレバレッジをかけないローリスクローリターンの取引からでもスタートできるので、少額投資を考えているならCFD取引の方が使いやすいかもしれません。
日経225で初心者がプロに勝てない理由
初心者がプロに勝てない理由は「プロがチャートを動かし、初心者はその変動を予測して売買する」といった仕組みが出来上がってしまっているからです。
そもそも、プロの投資家は多額な資金を投じているので、必然的にチャートへ影響が出てきます。
さらに、価格相場を大きくしたいと考えた場合、瞬間的な取引で動かすことだって可能です。
もちろん思惑通りに全てが動くわけではありませんが、初心者に比べて自在性が出てくるのは当然のことです。
加えて、投資について深い知識があるので、初心者がどのような心理で取引しているか把握しています。
その結果、初心者が順張りするタイミングで反対の大きな注文をしたり、初心者が騙されるチャートを意図的に作ったりすることで、プロが勝ちやすくなってしまうのです。
とはいえ、初心者だから勝てないというわけではありません。
資金力がある投資家たちがチャートに影響を与えている事実を理解しておけば、シンプルにその波に乗ればいいだけです。
負ける理由を知ることが勝利へと繋がるので、日経225だけでなく投資の仕組みについても理解を深めていきましょう。
まとめ
日経225の株価は上昇傾向を辿っているので、社会情勢や仕組みを理解すれば、初心者でもチャートの波を読みやすく稼ぎやすい株価指数といえます。
さらに、自動売買のロジックと設定を上手く活用できた時には、日経225で生活していくのも夢ではないでしょう。
運用方法はたくさんあるので、自分に合った取引スタイルを見つけ出し、不労所得の人生を目指して頑張ってください。
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